中国 一人っ子政策に終止符？

今日、ネットで中国ニュースを読んだのですが、
ある高官が、一人っ子政策が中国社会にもたらす悪影響を指摘しながら、
一人っ子政策を見直す必要があると述べたそうです。

実は、このニュースを読んで、とても複雑な気持ちでした。
「中国、ざまみろ！」という気持ちと、「嬉しい！」という気持ちと半分半分でした。

というのは、うちは、僕も妻も中国国籍なので、
子供も自然と中国国籍になりますが、（ふたりとも日本生まれですが・・・）
一人っ子政策により、下の子は、中国で戸籍を持っていません。

中国で下の子の戸籍を載せようとしたら、
４万元（日本円に換算して約６０万円）払いなさいと言われました。
その後、知り合いの人を尋ねたら、２万元払えば載せてくれるとのことでしたが、
何で子供を産むのに、お金を払わないといけないのか、
納得がいかなくて（腹が立って）、結局戸籍を載せませんでした。

子供を中国が受け入れてくれなかったら、
こっちが中国を捨てる、とその時思いました。
幸い、うちは一家４人みんな日本が大好きということもあって、
当時はそういった思いが自然と出ました。

ニュースで中国に関する報道を耳にするたびに、
「ひどい！やはり、日本がいい」と思いながらも、
中国に住んでいる両親や親族、友達のことを考えると、
どうしても中国への思いは断ち切れません。

子供には、国籍を選べる選択肢を残してあげるべきかなと迷うときもあります。

中国、もうちょっといい国になればな・・・

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